こんにちは!どうぶつ病院京都四条堀川、ドッグケアスタッフの谷源です。
飼っているわんちゃんが1日に飲む水の量をご存知でしょうか。
今回は一日に必要とする飲水量の目安や、飲水量でわかる病気のサインなど、ご紹介します。
わんちゃんにとっての水の役割
水は私たちと同じように、わんちゃんにとっても非常に重要です。
体温調節するとき、食べたものを消化するとき、栄養を吸収するとき、すべて水を必要とし、わんちゃんにとって生きていくうえで必要不可欠なものになります。
1日の水分摂取量の目安について
わんちゃんが1日に必要とする飲水量の目安は、『体重1kgにつき50ml』前後。
つまり、3kgなら1日150ml前後、10kgなら1日500ml前後の水分が必要ということになります。
ただし、これは一般的な目安であり、健康状態や活動レベルに応じて調整する必要があります。また、暑い天候や運動量が増えた場合は、水分摂取量を増やすことが重要です。また、特定の疾患や医療処方に関わる場合は、獣医師の指示に従うことが重要です。
飲水量が多すぎるとどうなる?
飲水量が多いときは病気の兆候かもしれません。
空気が乾燥していたり、運動後のように一時的に飲水量が増えるのは問題ありませんが極端にいつもより多いときは以下のような病気が疑われる場合もあります。
●腎臓病
●クッシング症候群(ホルモンの病気)
●糖尿病
●膀胱炎 など
飲水量が少なすぎるとどうなる?
飲水量が少なすぎると、脱水という症状が起こり、体内の水分バランスが崩れ、体のさまざまな機能に影響を及ぼすおそれがあるので注意が必要です。
脱水は進行すると命の危険があるため、早急に対応する必要があります。
脱水がおきているときのサイン
脱水は体液が少なくなっている状態です。水分の摂取が不十分である以外にも下痢や嘔吐などによりたくさん水を失ったときにも起こります。
以下の症状がみられる場合は、すぐに動物病院に相談または受診しましょう。
●鼻が乾いている
●口の中が乾いている 歯茎を触るとペタペタくっついてくる
●皮膚をひっぱたときなかなか戻らない
まとめ
わんちゃんの飲水量が最近いつもと違う?。。。と気付くのは、毎日の飲水量をしっかりと管理しているから。愛犬のサインを見逃さないためにも日頃から観察をするのは大切です。
気になることがある場合はすぐに動物病院に相談しましょう。
当店と常に連携している、どうぶつ病院四条堀川院でも多飲や脱水について気になることがあれば、お気軽に獣医師にご相談ください。
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