わんちゃんのお腹まわりとお尻まわりのお手入れについて

2023.07.07

こんにちは、ドッグケアの櫻井です。
トリミングサロン等へ行った際、ご希望のカットとは別で、「お腹とお尻のバリカンはどうされますか？」や「お腹とお尻にバリカンをかけても良いですか？」等、お店で確認されたことがあると思います。
今回は、なぜトリマーさんがその質問をするのか、また、お腹まわりやお尻（肛門まわり）のバリカンを行なう理由についてお話しします。

お腹まわりバリカンについて

①なぜトリマーさんが質問するのか？
その答えとして様々な理由があげられますが、1つは、お腹の皮膚が敏感な子の場合、バリカン負けしてしまう可能性があるからです。わんちゃんが過去にバリカン負けを起こしてしまったことがある場合には、使用するバリカンのミリ数を変えたり、お腹まわりのバリカンは行なわない方が良い等、わんちゃんにとって、なるべく負担のかからない方法をご提案することができます。
また、飼い主様のお好みによってはご希望されない方もいるため、わんちゃんのお預かり時にお伺いしています。

②お腹まわりバリカンを行なう理由とは
ではなぜ、お腹まわりのバリカンを行なうのでしょうか。
1番の理由としては清潔に保つためです。
お散歩の時にお腹の毛が地面にこすれてしまったり、毛が長いままだともつれやすくなったりします。また、男の子の場合はおしっこがかかってお腹が汚れやすくなってしまいます。
わんちゃんの体温は人間よりも高い上に、地面にも近いため、アスファルトの熱をより感じやすくなっています。特に夏場はお腹まわりの毛を刈ってあげることにより、体温調節をしやすくなるのです。

お尻まわりバリカンについて

次に、お尻（肛門まわり）のバリカンを行なうのはなぜでしょうか。
こちらもお腹まわりと同様、清潔に保つためです。
定期的に肛門まわりの毛を剃ってあげることで、排泄時に汚れが毛に付着するのを防ぐことができます。
特に、柔らかい排便だった場合等には、肛門まわりの毛も汚れてしまうとお手入れも大変になってしまいます。

お腹まわりとお尻まわりのまとめ

お腹まわりも、お尻（肛門まわり）も、敏感で皮膚の薄く傷つきやすい部分なので、ご自宅でバリカンを行なう場合には十分な注意が必要です。ドッグケアでは常にわんちゃんの健康チェックを行いながら、健康できれいに保つためのケアを行なっています。
皮膚を傷つけてしまわないか、バリカン負けしてしまわないか等、少しでも気になることがあった際には、是非一度当店へお気軽にご相談ください。

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