みなさま、こんにちは。どうぶつ病院京都 四条堀川 DOGCAREスタッフの谷源(たにげん)です。
今回はシャンプーについてお話しいたします。飼い主の皆様はお家のわんちゃんにシャンプーしてあげるとき、お悩みになったことや大変だと思ったことなどございますか?
動物病院の視点から、わんちゃんの皮膚・被毛に着目しながら日頃の大事なケアとしてのシャンプーについて、そもそもの必要性から、どれくらいの頻度ですればよいか、シャンプーの仕方や注意したほうがいいことなどご説明いたします。
犬の被毛や皮膚について
まず、ワンちゃんはほとんど汗をかきません。これは人間の汗腺が発達しているのに対し、ワンちゃんは足の裏など一部にしかないからです。また皮膚や被毛は常に外の環境にさらされており、埃や雑菌がついたままになっています。しかも、皮膚は人間の皮膚の厚さが1/3~1/5と言われています。この皮膚の薄さがトラブルに関係しており、人間よりも皮膚への影響を受けやすくなっていると言われています。
日頃のケアを心掛け、皮膚を清潔に保ち、皮膚病を未然に防ぐことが大事です。
シャンプーの必要性
シャンプーは単に汚れを落とすためだけではありません。ワンちゃんにとってシャンプーとは健康のための重要なケアの一つです。汚れやノミ・ダニなどのアレルギー症状を引き起こす原因となるものや余分な皮脂を落とすことができます。定期的なシャンプーは清潔に保つことだけではなく、皮膚病のリスクを下げることができ、毛艶も良くなります。
しかし、洗いすぎは逆効果になるのでご注意ください。
シャンプー頻度・シャワーの温度
皮脂や被毛の量は個体差があるので、洗いすぎは皮膚を痛める原因にもなります。
頻度は月に1~2回が望ましいとされています。皮脂が多く、臭いも出やすいワンちゃんは週に1回になることもあるかと思いますが、その場合はより低刺激のものをお使いください。
またシャワーの温度については37~38度が望ましいとされています。人間からすると少しぬるいと感じるかもしれませんが犬は全身を毛で覆われている為、すぐに体温調節することができません。熱いシャワーだと体温が過度に上がり体力を奪ってしまう恐れがあり、冷たすぎると体調を崩す原因となるため、シャワーの温度は十分に気をつけるようにしましょう。
自宅でシャンプーを行うときの注意点
ご自宅でシャンプーする場合はシャンプーをしっかり泡立て、泡で汚れを落としてください。
洗い流すときは顔から順番に流し、最後にシャンプーが残っていないか確認してください。
シャワー後はタオルで拭きあげ、しっかり乾かします。
洗い残しや乾かしきれないなど少しでも不安な場合は無理せずサロンなどをご利用ください。
当店ではワンちゃんを優しく洗いあげ、身体に負担がないよう心がけています。
わんちゃんのことで何かお悩みのことがある方、少しでも気になった方は是非お気軽にお問合せください。
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