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わんちゃんのフケについて

こんにちは ドッグケアの桜井です。
今回は飼い主様よりご相談をいただくことの多い、わんちゃんのフケについてお話ししたいと思います。

フケとは?

犬も私たち人間と同じようにフケが出ます。
そもそもフケとは古くなって角質が皮膚から剥がれ落ちたもののことを言います。
皮膚が新陳代謝をすることにより出てくるため、健康の場合でも出てくるのはおかしいことではありません。
しかし、フケの量が多い場合には何かしらの皮膚トラブルが起きている可能性があります。
よく挙げられる原因として、病気が原因の場合とそれ以外で原因の場合があります。

フケの原因となる病気

○感染性皮膚炎
…細菌やカビ、寄生虫などに感染することが原因で起こる皮膚炎です。

(例)
・膿皮症
・マラセチア皮膚炎
・皮膚糸状菌症
・皮膚疥癬症
・毛包虫(ニキビダニ)症
・ツメダニ症
など

○アレルギー性皮膚炎
…花粉やダニ、食べ物などのアレルゲンに過剰に反応することにより生じる皮膚炎をアレルギー性皮膚炎と言います。

○アトピー性皮膚炎
…アレルギー性皮膚炎に似た症状で、ハウスダストやカビ、ダニなどのアレルゲンに過剰に反応することにより生じる皮膚炎をアトピー性皮膚炎と言います。

○脂漏症
…何らかの原因により、皮膚の角質が通常よりもはがれ落ちてしまう症状です。
脂漏症には、白くパラパラと乾燥したフケが出る「乾性脂漏症」と、皮膚がベタついたり、脂っぽいフケが出る「脂性脂漏症」があります。
その他にも、体臭が強くなったり、感染による皮膚炎に伴う赤みやかゆみなどの症状も見られます。

病気以外のフケが出る原因

○乾燥
…犬の皮膚は人間の皮膚より薄いため、乾燥しやすくなっています。
特に冬は暖房器具を使用することにより、乾燥が更にひどくなってしまうことがあるため注意が必要です。

○不適切なスキンケア
…シャンプー剤が合っていなかったり、シャンプーの回数が多すぎると皮膚へのダメージとなり、フケが出てくる原因になります。
とはいえ、定期的なシャンプーは必要であるため、シャンプー剤やシャンプーを行なう回数を見直してみてください。

○ストレス
…何らかのストレスがかかることにより、急にフケが目立ってきてしまう場合があります。

フケが出てしまったときの対処方法

フケが出るだけではなく、赤みやかゆみ・脱毛などの症状がみられる場合には皮膚病の可能性があるので、かかりつけの獣医師に相談してください。内服や塗布薬、薬用シャンプーを行なうことで少しでも早い改善に繋がります。
当店と常に連携している、どうぶつ病院四条堀川院には獣医皮膚科学会所属の獣医師がいます。わんちゃんの皮膚に関するお悩みごとや心配なことがある場合には、お気軽にご相談ください。

尚、フケが出てきているだけで特に赤みなどの症状がみられない場合には、まずは適切なスキンケアを行ないましょう。
シャンプー剤には様々なものが販売されていますが、当店では、当動物病院グループ獣医師と一から開発をした、わんちゃんの皮膚に低刺激かつ高洗浄のシャンプーを使用、及び販売しています。
その他にも、保湿成分が多く含まれているシャンプーなども市販で販売されていますので、わんちゃんの体質に合ったシャンプー剤を選びましょう。
また、定期的にブラッシングも行なうことも重要です。ブラッシングを行なうことで被毛のもつれや抜け毛を取り除くことが出来るため、皮膚を清潔に保つよう心がけてあげましょう。

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